「ひきこもりの蟻」

伝染病か?地磁気の異常か?働きアリが集団で働けなくなったら、餌を採りに行けなくなるで、蟻の巣ごとの生存の危機ですが、そのような蟻の集団の絶体絶命の危機において、なんと蟻の巣には普段ひきこもりの蟻がいるのですが、その蟻が蟻の巣からのそのそと出ていって餌を採ってくるそうなんです。そのようにして蟻の巣が危機から脱するという話があります。それが「ひきこもりの蟻現象」。

 

「カンパネッラ」

イタリアルネッサンス期にカンパネッラという思想家がいました。ガリレイ裁判のとき、彼は思想犯として獄中にいたのですが、なんとガリレイを擁護する論文を書くなど、パラダイム転換の先頭を走っているような面白い人でした。そのカンパネッラの代表作が「太陽の都」。太陽の都は中世の城壁都市ですが、そこでは障がい者も自分の特性に合わせて働いており、適材適所ができている理想都市でした。

 

「出口企画」

メンタルの人を集めてグループワークをしていました。アドラーやユング、また認知行動療法の知見を交えて作成したグループワークプログラムによる、癒しと人生の再生を目指す集いです。その参加者の中にでおさんという方がいます。ツイッターで、私に絡んできた方で、強度HSP(ハイリーセンシティブパーソン:感じすぎる人)で、かつアスペルガー、と多動性、注意欠陥によって、人生が上手くいかず、強度のうつになってしまった女性です。

 

大学院で生物学を学んだ才女ですが、生物学の中でも進化論系の複雑系が専門であったそうです。複雑系というのは一昔前大変流行りましたが、理論科学の手法がマスタ―できていない人は複雑系研究室には入れないと言われ、科学の中でもひときわレベルの高い分野でもありました。また語学が堪能でラテン語も結構お分かりになるスゴイ方です。

 

そのでおさんは、人生が上手くいかず、傷心中だったのですが、心の持ち方とか人生の考え方に関してツイッターで発信する私になぜか頻繁に返事などしてくれるようになりました。大変だろうな、助けてあげたいなあと思いつつも、なかなか経済的な面までは面倒も見れず、仕事が成功したら、いろいろ支援できようになるかもしれない、それまでなんとか生きてほしいなどと思っていました。そうこうするうち、でおさんは顔にピアスを開けるようになり、その顔写真をツイッターにアップするようになりました。あちゃ~~~!!なんか心の叫びが聞こえてくるようでした。しかも知性ある人が顔ピアスです。なんか衝撃じゃありません???「私がこんな苦しんどるのに放置しやがって!!ぼけ~~!!!」顔ピアスも何個も開けるようだと、これは自傷行為です。おしゃれを超えているでしょう。痛々しい顔。心の叫び。ていうか怒りの顔ピアスって感じでしょうか(笑)。

 

ん~~~、仕方ないなあ。モニターという条件で無料で私のグループワークに参加してもよいことにするか。それでグループワークへの参加をでおさんに提案してみました。ツイッターだけの関係でしたが、ズームで顔を合わせながら、もう一人のお客さまであるタワーさんを交えてグループワークするようになりました。そしたら、私から勧めたわけでもないのですが、マーブル画を描き始めるようになったのです。そうそう、作業療法の良さについてプログラムで紹介したこともあったので、ひょっとするとそれで、始めたのかもしれません。悩む時間は苦しいので、とりあえず何かしてみることで悩む時間を減らすみたいな感じでしょうか。

 

すると、ああ、スゴイ絵なのです。もともととても繊細な方ですが、そのでおさんが、心にいっぱい傷を受け、ツイッターで顔面ピアスの写真をアップして、心の叫びを発信するような面があるのですから、絵からほとばしり出るエネルギーもなかなかのものなのですよ。それでね、ああ、この才能をなんとか世に出したいなと思ったんです。おそらくでおさんは傷つきすぎて簡単には社会に戻れないだろう。でもこんな面白い才能がある。それを無視するのは社会の損失だとも思ったんです。

 

グループワーク参加者を単なる心理学的なサービスの受益者にとどまらず、その後の人生においてもお手伝いしていく、まあ出口企画といったらいいでしょうか、そんな仕組みも必要だよなあと思って、アートで社会貢献できる仕組みを作っていけないだろうか??て模索を開始しました。

 

【障がい者を助けるのではなく、障がい者が商売繁盛のお手伝いをする】

コンセプトがこんな感じです。貢献する喜び。単にお金が欲しいとかじゃなくて、パラーアートグッズで商売繁盛で助かってるわ~~~!!というお声とかね、障害をもったアーティストが聴くと嬉しいだろうなあ。助けてもらうのじゃなく、障がい者がむしろ商売繁盛のお手伝いをする。そんな仕組みを作りたい。障がい者は商売人にとってラッキーパーソン!!???そんな未来を作りたい。お荷物ではなく、ラッキーパーソン!!!!そのような仕組みをパラアート商用グッズブランド「Uji&Nino倶楽部」とパラアート一般アイテムブランド「DNAキランチ」でつくっていけたらなあと描いています。あ?引きこもりの蟻っぽくなってきた???

 

【財政赤字】

国の財政赤字は留まるところを知らないほどに膨れ上がっている。コロナで一層お金をばらまき、お金の価値は下がっていく。インフレが加速する。MMT(現代貨幣理論)が流行し、ベーシックインカムに期待する人もいますが、ちょっと私は退いてみていて、そんな都合のいい話はないだろう。当たり前の循環、商売人が良い商品サービスを作ってそれが市場に受け入れられて景気がよくなっていく、みたいなそういう普通の経済活動による成長について議論しないで、いろんな手を考えたところで全部うまくいかないよって思っています。

 

現在は非生産的な分野や人への予算が多く、生産的な分野や人への予算割り当てがどうしても少なくなってしまう。戦後傾斜生産方式で重要産業から育てていったときは、どんどん経済が伸びましたが、いまはその逆をやっている。そりゃ経済よくならない。人権など大切でなかなか予算を減らすの難しいのは分かるが、これだと国が沈む???お金を刷りすぎるとハイパーインフレ???の危機も感じられる水準に近付きつつあるのに、発行量は留まるところを知らない。

 

思ったのは4つの未来。①非生産的ピープルの集団自決または大量安楽死②非生産的ピープルをなんとか生産的ピープルに変える魔法③国家の留まるところをしらない衰退④非生産的ピープルを養うほどの経済成長。ああ、この4つしかないよね。どうすんねん?②④の推進しか、道はない。そんなふうに思って、私は②と④に貢献する事業をしたいなあと。

 

「ゆりかごから墓場まで」というスローガンで大英帝国は衰退し、鉄の女サッチャーによって、大改革がなされ、イギリスは繁栄を取り戻しました。日本もまあ同じ道をたどるしかないといえばない。またナチスヒトラーは障がい者を大量に殺しているのですよ。非生産的ピープルを大量に殺す。戦争遂行に重荷になる存在を始末していくのです。そういう思想になったらヤバいですよね。マスコミを操作したら、そんなの一発ですよ。怖いですよ。

 

だから非生産的ピープルをできうる限り生産的ピープルに変えていく。また、国家として経済成長して非生産的ピープルを養うのがそんなに苦しくない状態にしていく。これは凄く大事なことでしょう。ま、政治的な部分は置いておいて、民間でできるようにしていく。常識にとらわれず、異種結合によって新たな価値を生み出す魔法を考えるしかない。国家が福祉予算削減して生産的方面に投資できるように福祉サイドのほうで利益構造を作っていく努力。「福祉はお金がかかる、仕方ない」を常識とせず、そこをひっくり返す。そうしないとやばいことになる可能性ない???

 

まあ、一応、日本近海の海底にはメタンハイドレートが豊富にあり、また最近、青ヶ島の巨大金鉱脈や沖の鳥島のレアアースの発見のニュースが流れたが、政府がそれら資源の権益守る意思を示せば、実は円の発行にはまだまだ耐えられるので、時間的猶予はあるといえるだろうと考えている。このような円の価値や、日本経済との兼ね合いのなかで、六神コーポレーションのビヘイビアを考えていきたいと思っています。

 

 

【渋沢栄一】

昨年東京にいったとき、たまたま渋沢栄一翁像のまえを通りかかった。なんだ??この大きな像は???近づいてみると渋沢栄一像でした。つぎの1万円札の肖像の方です。それにしてもなぜ渋沢栄一になったのだろう???渋沢栄一って日本資本主義の父ともいえるお方です。どのレベルの機関の意思が働いたか知らぬが、渋沢栄一を1万円の顔に選んどいて、国家が衰退する政策を打っていたら、阿保?ですよね。そんなチグハグなことするかな???渋沢栄一を選んだことはそれはある意味、国家意思ではないのだろうか??こんなこと、今の不景気に言う人は私一人ですが、私はそれを前々から感じております。日本は国家意思として繁栄のほうへシフトするだろう!!!とすれば、非生産的な分野への予算配分を減らしていく未来がくるだろう。その準備をはじめなければならない。そんな国家意思はない、日本は衰退していくのさって、思っている日本人も多いかもしれませんが、私には日本繁栄の未来が見えます。はい。

 

【インフルエンサー】

ひきこもりなのに、SNSフォロワーが1000人いるとかね。結構いますよ。まあ、1000人とかなら、まだ多いとはいえないですが、しかしインフルエンサー的な仕事の方法教えたら面白いことになりそうな気がする。そんなことも思ったりする昨今です。こういった障がい者の活用も今後考えていきたい。

 

【優しい福祉人材】

多くの人がメンタルの人をうまく扱えない。しかし福祉のひとは、どうも障がい者はじめ、メンタルの人と接するのが上手い。福祉の人はビジネスに強いケースは少ないだろう。ビジネスに強い人と福祉人材が協力すれば、メンタルはじめ様々な障がい者のチームを付加価値の高い仕事チームに育成することができないだろうか?そんな試みも面白くはないだろうか?

 

【単純労働に従事する高い教養をもった障がい者???】

障がい者って単純労働に従事することが多いですね。単純労働が向いているとか言われたりもしています。しかしですね。はっきりいって、好きで単純労働を頑張っているわけではありません。仕方ないから単純労働やって、まじめだから単純労働に強くなっていく。見方を替えれば拷問ですよ。しかも高知能の人でも単純労働を仕方なくしていたりもする。まあ、もちろん、仕方ない面もあるのは分かっている。コミュニケーションが下手だったらどうしも単純労働要員になりやすくはあるだろう。まあしかし、高付加価値の仕事をする喜びとかってやはりある。障がい者のなかには天才的な人もいたりして、うまく使えればものすごく価値ある仕事ができそうな人もいる。そういった人材の才能をいかにして活用するか?これは社会が大きな損失をしないためにも大切な課題です。

 

【人々が】

それぞれの才能を発揮して、社会に貢献していける環境、仕組み。いろんな才能、いろんな仕組み、考えていく。

 

【注意欠陥って?多動性って?】

注意欠陥って過集中のことだよね。集中しすぎて周りが見えなくなっていて、それで失敗する。多動性って好奇心旺盛ってことだよね。いろんなことに興味関心が移って留まるところを知らないから、エネルギーが分散してうまくいかない。しかし、ホリエモンとか、その他成功している経営者って、なんか多動性で注意欠陥な人多くない??ですか????ああ、これ、成功する条件かもよ???

 

【マネージャー制度、メンター制度】

経営者にとって、メンターとコンサルタントの存在は大きいだろう。メンターとは先に成功した先輩であり、成功までの苦労を知って人。コンサルタントは頭脳によって、経営に資するアドバイスができる人。メンタルの人にとって、精神科医は、ああ、まあコンサルタントみたいな感じかな。場合によっては、カウンセラーもそうだろう。先に健康に戻った元メンヘラとかは、まあ行ってみればメンターやなあ。成功にメンターとコンサルタント両方がいたら助かるように、障害の場合も両方いるほうがいいのかもしれない。あとは事業を作っていけるマネジャーみたいな存在がいるといいよねと思っている。特別な才能を活用し事業化していける人。そのような制度をつくっていきたい。メンター制度とマネージャー制度。

 

【リソースから考える】

障がい者の才能をリソースと考え、どのようなビジネスの仕組みが可能か考えていって、現実化していく。いろんな才能があるので、いろんな事業が自然できてくる。だからやがてコングロマリットになっていく。ホールディングスみたいな中核会社がでてくる??福祉の新ステージを作る。